あども。
いよいよ秋めいて来ましたな。

散歩のおり、ふと見上げるとうろこ雲。
‥心の俳句みたいなってもーた。。。

あけびもあったで。
大分高いところなので取れなかったけど。
ばあちゃんにもらってよく食べたなぁ。
ねっとりした甘みで、ほとんど食べるところなくて種を草むらにぶーぶーしてるばかりやった思い出。
最近心があわただしい。
こんな時こそ、時代に逆行して非効率をやるのがビタミンになる。

どどん。
これいつ買ったやつや‥。
めちゃ前にYouTubeで紹介した気がする。
これ、今日初めてつこてん。
この時代にコーヒーを豆から挽いて飲む。
これぞ非効率。

使い方の説明書も捨ててもーてるので、勘でやってく。
ハンドルのついた蓋をパカッと開ける。

と、同時にちぃぴもやってくる。
僕が物珍しいことすると絶対に見に来る。

これも以前粉と間違えて買った無印良品のホンジュラス産オーガニックコーヒー豆。
酸味が得意でないので、コクと苦味重視を買った。

どや?コクと苦味、匂いからもわかる?

とりあえずこーやろ。
知らんけど。
んで、ハンドルをテキトーに回す。
んやねん!なんかハンドルがふなふなして回りにくいやんけ!!どないなっとんねんしかし!
‥と、リラックスするために始めた非効率が怒りの非効率に変わってしまった。
気を取り直してしっかりと力を下に加えながら回すと、遠い異国の豆は小気味良い音と香りを立てながら粉になっていく。


そういえばこれダイソーのミルなんやけど、粉の粗さを変えれるねんな。
忘れてて2段階目の細かさになってたけど、粗さで味とか変わるんかな?

全て挽き終わった。
一杯分作るのにも割と時間がかかるねんね。
いらちの僕は最後のあたりグルングルンハンドルを回してせっかくの贅沢な非効率が意味なくなってしまった。
あと、これ洗いにくそうやな。
さて、あとはドリッパーに入れて飲むぞーと思ったら、ドリッパーがない!
どこ探してもない!

仕方ないので茶漉しやがな。
形から入る僕はテンション激落ち。

ちぃぴコーヒーの匂い嫌いで、僕が床とかに飲みかけを置いておくと周辺を掘って隠そうとするんやけど、えらく長い間くんくんしてた。
インスタントの匂いがダメなんかなこの子。

まずは湯をいきなり注がず粉を蒸らす。
あぁ〜、えぇなぁ。非効率非効率。
コーヒーのお供は‥

これ知ってる?
今話題なん。
美術やってる人が見たら完全にそこそこ使い込んだ練り消しにしか見えんけど。
これ、コーラ味のミルキーやねん。
コーラ感強くてミルキーどこ?って少しなるけど、よーく違いを確かめるように舐めてるとミルキーのコクというか、わかるよ。美味しい。

そしてこれ。

宇治抹茶きのこの山!
僕はきのこの山派なのや。
僕、めちゃくちゃ抹茶好きなんやけどもう少し苦味がある本格派がよかったかなー。
美味しいねんけどな。

‥もうええでさっきから。
まず甘いこれらを頂いてから、いよいよコーヒーを頂く。

匂い。
うん、さてはコーヒーやなこれは。

味。
うん。苦い。
やっぱりコーヒーやな。

飲んだ後の鼻通り。
鼻腔をホンジュラスを吹き渡る風のように抜けてく香ばしい匂い。
‥おまえ、コーヒーやな!
はい。あまり挽き立ての美味しさとかわからなかったです。
ほんまに味覚バカなのと、雰囲気に絶対飲まれないでいたい硬派な男を気取りたいので、自分に嘘はつかん。
インスタントとの違いくらいは流石にわかるけど、あらかじめ粉の物と豆を挽いた物、、、。
違いがわからぬ。
でも美味いからよし。
‥さてさて、そんな違いのわからぬ私細川、ただいま京都高島屋様にて、弊社の水墨画アート展に出品致しております。

これ、うちのスタジオのSNSで投稿されてたんやけど、
細川祥✖️高島屋
て、、、。
お前誰やねん!!!!!
いやいやいや、これ名前のある人がやるスタイルやないですか。
肝冷やしましたがな。
恐れ多くてリツイートすらできんかった、、、。
ほんまに天狗が履く下駄くらい歯の高い下駄履かせてもろてからに、申し訳ないです。
こんな違いのわからぬ男ですが頑張ります。
東寺の絵は新墨、四条大橋の絵は古墨で描かせてもろてます。
共にrimpamuraさんが卸されている紀州松煙墨を使用しています。
せめて僕も墨の違いくらいはわからんとなぁ。
ぜひ皆様も会場で実際にご高覧くださり、そうした墨の違いも見て頂けたなら幸甚に思います。
ちなみにこの会期は28日までなのですが、明日25日は特別に弊社代表の髙嶺博史、アニメーターの楽賀きのすけ、通訳のキャロリンが店頭におりますので歓談などもしていただけたらと思います。
最後に、このような素晴らしい機会を賜りました高島屋様、ご関係者各位、そしてすでにたくさん会場にお越しくださった方々に心より謝意を表します。
違いのわからない男、これからもわからないなりにわかった気にならず体当たりで事にあたり激しく制作を続けてまいります。
やるで!
-また おこしやす つらら庵(京都高島屋)♪-









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