あども。
自分が30代後半に差し掛かった事を話すと、大抵の人生の先輩方から「まだまだ若い」と励ましを受ける。
でもな、敢えて言おう。
若さとは20代までの事である。
若さって、力、輝きの事なので、相対的なものではないのや。
それ一個で輝けるエナジー=若さ。
先輩方から励まされて得られる相対的な若さはもう純粋な若さではないと思ってるねん。
でな、僕は年寄りの若作りや、焦って回収しようとする青春というものが大嫌いや。
「この”毎朝元気”のサプリを飲んでからというもの、若い子達にも負けない元気が内からこみ上げてくるんですよ!」
‥やないねん。
あーいうCM見るとなんとも言えない気持ちになる。
年寄りはそのまま年寄りらしく枯れゆくが美しい。
さて、そんな僕がなんと30代後半からトレーニングを始めている。
大した事ちゃうねんで。腕立てと腹筋とスクワット。
それも毎日じゃなくて、柔軟体操と交互に行っている。
これは加齢へのしょぼい抗いやなくて、肉体の衰えがやがて絵を描く事への妨げにならないように。
だってさ、絵を描くのも体力勝負やと思わへん?
姿勢を維持するのも結構筋力使うし、衰えた体でスケッチに出かけようものならたちまち足に来る。
それが怖いんや。
足が効かなくなって画業を続けられなくなった日本画の巨匠川端龍子が、「絵が描けない絵描きはもはや絵描きではない」と絶食をして半ば自死のような形でこの世を去った事から分かるように、いくら室内で完結する仕事でも足だけは衰えさせてはいけない。
‥それに人生の先輩方は40代を迎えて本当の衰えが来ると脅してくるやん。
スマホを遠ざけないと字が読めない。腕の長さが足りない。
段差とかではなく、駐車場の塗料の厚みですっ転びそうになる。
つり目がタレ目になる‥etc

そんなんを聞くと確かに怖い。
筆を中空で止め、命毛だけをそっと画面に触れながらの日本画特有の線引きも意外と腕の筋肉を使う。そんな時手がプルプルしたらたまらん。
決めたらしっかり続けるので、これからも絵のための体作りもやっていこうと思う。
⬛︎あとがき⬛︎
あと、睡眠の質も大切らしい。
食に興味のない僕も寝る前に何か食べたくなる事がある。
今日は前日に買っておいたベーコンポテトが挟んであるフランスパンが就寝前に絶えず誘惑してきた。

しかし、食べてから寝ると寝ている間も腸が活動をするので良質な睡眠が取れないらしい。
どうしたらいいかネットで調べてみると、空腹を紛らわすために水を噛みながら飲めという。
‥もうそんなんせんなんならいっそのことタヒぬわ。。。
チョコレートひとつを、時間をかけて味わいながら噛むくらいはいいらしいぞ。
○本日のちぃぴ○










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